Open Space Coolingシステムは画期的なコンセプトで冷えた空気を送り、産業での作業スペースを最適な快適レベルに冷やします。独自のOpen Space Coolingシステムは、気化冷却技術を用いて周囲の暑く乾燥した空気を、冷えて新鮮な空気に変えます。
一言で言えば、気化冷却は新鮮な水、具体的には水の蒸発で気温を下げることです。水が蒸発するとき、自然に熱が大気中に放出され、これが付近の分子の温度を下げます。
大気中には「潜んだ」(隠れた)エネルギーがあります。この形態のひとつは蒸発潜熱です。水が液体から気体へと態を変えるとき、水の分子はその水素結合を切ります。このプロセスには大きな熱が必要です。この熱は当然大気に潜んだエネルギーから来ます。これが、弊社が冷えた空気を産業用スペースに供給するOpen Space Coolingの基盤となっています。
大気の状態により、最大ΔTPTD-12°C もの冷却効果があります。
Open Space Cooling装置は様々な場所に設置でき、地面の上、ビルの側面、ビルの屋上などに設置可能です。このため工場内にどの角度からでも冷気を送り込めるのです。
Open Space Coolingシステムは、G4、M5、F7クラスの、よく使われる3つの空気フィルターと共に使うことができます。作業スペースの中には、外気とは完全に隔絶されてその汚染物質が入らないようにする必要があるものも多くあります。スペースに送られる空気の質も必要な安全基準に従う必要があります。
最もよく使われ、経済的な方法はG4空気フィルターを使うことで、これは空気中の10μ(花粉の大きさ)よりも大きい粒子の80%を取り除きます。G4クラスの空気フィルターは交換可能な合成素材で出来ています。