Open Space Coolingシステムは、気化冷却効果を用いて冷えた空気を作り出す、工場用の冷房、換気方法です。これに独自の軽量断熱エアダクトシステムを組み合わせることで、冷気を工場内の作業エリアに送風します。
この方式は様々な産業で、快適、安全な作業環境を作り出す実績を上げています。
Open Space Coolingシステムは屋外からの空気を使用して冷えた空気を作り出します。気化冷却前には空気をフィルターに通してきれいにします。その後気化冷却装置が、強力な内蔵ファンで冷気をエアダクトに送り込みます。冷気は断熱された軽量エアダクト内を通り、冷気の冷たさを保ちます。
このエアダクトは皆様の作業スペースに合わせてカスタマイズされたもので、働く人々や機器の位置に直接冷気を送ります。働く人々は一日中冷たい空気を直ちに実感できます。
Open Space Coolingシステムの空気冷却性能は外気の状態によって異なります。外気の相対湿度により、外気の温度を最大12℃下げることができます。原理的に、外気が乾燥して、暑いほど、冷却効果は大きくなります。
東南アジアの通常の状態では、供給される空気の温度は21~30℃です。
Open Space Coolingシステムにはエアフィルター装置が装備されており、供給する空気を清浄に保ちます。この装置は粗いフィルター、細かいフィルター、HEPAフィルターに対応しており、用途の要件に応じてほとんどのフィルター効率を満たします。
Open Space Coolingシステムの消費する電力は極めて少なく、消費電力の大部分は冷気を送風系統に送り込むことに使われます。そのため、気化熱交換器の電力消費は空調設備のわずか10%です。このためお客様が既存のHVAC(空調)システムをOpen Space Coolingシステムに置き換えられますと、エネルギー料金の大幅な削減が達成できます。
弊社では作業スペースにはひとつとして同じものがないことをよく理解しています。工程の流れ、ビルのレイアウトや働く人々・機器の位置などの要因を注意深く吟味します。そのため、Waterlineは無料でご相談と設計サービスを提供して、貴社のOpen Space Coolingシステムが重要なエリアに冷気を効率的、効果的に送風できるように完全に最適化します。
弊社の設計、技術陣は工場用冷房、換気システムの設計に20年を超す実績を誇ります。
ひとつひとつの設計での目的は、周囲の天候や環境のもたらす熱にかかわらず、人々が快適に仕事ができるようにすることです。
設置チームは、お客様のビル、機器、働く人々の安全をお約束する「Waterlineの基準と安全」のガイドラインを厳格に守ります。
設置作業はお求めに応じて製造時間外に行い、お客様の運転への影響を最小に抑えます。
Waterlineは、その冷房システムの各コンポーネントは常に最高の性能で動作すべきだと強く信じています。
専任のサービスチームは継続的にシステムのメンテナンスと部品交換を行い、お客様に最高の性能をお約束します。
Waterlineのソリューションエキスパートとのミーティングをご予約ください